電子辞書として使いたい!

 DicLand
Ad[es] 付属の DicLand はスタイラスでタップするなら特に問題ないんだけど、テンキーではまともに操作できない。十字キーで画面移動ができないなんて。Tabキーも動作しない。辞書は手軽な内容で悪くないんだけど、ソフト側が手抜きしすぎ。
MTap というソフトを使うと、だいぶよくなるみたいだが、私は EBPocket に一本化したので、DicLand は削除してしまった。MTap を使ったカスタマイズについては、Studio UNQに載っている。

 EBPocket(ホームページ
フリー版とシェアウェア版があるが、私は LogoVista の辞典も使いたいため、ライセンスキーを購入した。使いやすいと思う。
二重起動ができないようになっている(オプションは機能しない)が、広辞苑や英和辞典といった典型的な電子辞書と法律関係の辞書の両者を使い分けたいため、二重起動は可能なようにしてほしい。最近はスペック上がってきてるし。現状でも、\Program Files にフォルダを二つ作って、異なるバージョンを併置して、実行ファイルの名前を変更すれば、二重起動は一応可能。
二重起動すると、ヒストリー機能が文字化けしてしまうことがある。これを回避するには、よく使う文字列を history.txt に列記して、書込み禁止にする。

 模範六法2008CD-ROM(三省堂 2008/3/2更新
BTONIC という辞書形式での提供となっているが、EBStudio と関連ツールを用いて EPWING形式に変換できる。「 EBStudio変換スクリプト集」に書かれているとおりに変換するばよい。ただ、ひたすら時間がかかった。
配布されている「 BTONIC Toolkit 」は模範六法については2006年度までのファイルしかないので、mo6_2006.bat を少し変更する必要がある。

MOYEAR=2006→MOYEAR=2008

変更後の辞書は、全く問題なく閲覧できる。ただ、表形式の条文は BTONIC版では PDF形式になっており、これはEPWING形式に変更できないため、EBPocketで閲覧はできない。
表形式の多い法律、例えば民事訴訟法を見るのにはあまり適していないが、製品付属の BTONIC Viewerでもいちいち PDFを開くのは面倒だから、たいしたデメリットではない。

07/10/2追記:EBPocket の使用例(画像つき)はこちら