ReplyLightMail

2008/3/25更新


[概要]

(1)W-ZERO3メールのトップ画面、メール内容閲覧画面で本ソフトを実行すると、ポップアップメニューが出て、選択中のメールアドレス宛にライトEメールを作成することができる。

(2)"○○"のようになっているメールアドレスにも対応。

(3)ライトメールのほかに、LightEMail、SpeedMail にも対応。

また、OffisnailContact からライトEメールを作成することもできる(後述)。

(4)oriさん作のKickLightMailと連携して動作する。

また、本ソフトの作成に当たっては、同じくoriさん作のHookKeyHookやnord_jpさん作のLodeのソースを参考にさせていただいた。お二方に感謝。

(5)検証はAd [es] のみ。

他のW-ZERO3シリーズでも動作すると思うが、マシンスペックに依存する部分が多いので、実機がないと検証できない。


↓オプション指定で画面左下にメニューを表示させた場合の画面


[ダウンロード・インストール]


ReplyLightMail016.cabをダウンロードして、インストールする(zip and srcフォルダに zip形式のバイナリとソースも置いてある)。
KickLightMail ver 0.01 もオリジナルのまま、ソースと共に同梱している(まずいようでしたら撤回します)。
オンラインサインアップでライトEメールを使用できるように設定してあることが前提。その方法については、dawnpurpleさんのこの記事(モバイルつれづれ日記)の「■使い方 1.」を参照。

※CABファイルでアップデートした場合、初期設定に戻ってしまうのでご注意。

※ファームウェア2.00aにアップデートしていない場合は、アップデートが必要。


[使用方法]


[http://d.hatena.ne.jp/xianon/00000000/:title=SortInchKey]などのソフトを使って、任意のキーに割り当てる([http://w03holic.seesaa.net/article/76407876.html:title=HookKeyHook]で通話キーに割り当てるのもありかも)。

おすすめは、アクションキー長押し
サンプルとして、sample_SortInchKey.ini を同梱(このファイルの内容を直接加えるか、SortInchKeySettings で設定する)。
このファイルは、ここにも置いてある。

<\Program Files\SortInchKey\SortInchKey.ini のサンプル>

[Action:ダイアログ:ポップアップメニュー]
code=ACTION
with=
scan=
mode=long
direction=both
activeKind=class
activeName=Dialog
exec=\Program Files\ReplyLightMail\ReplyLightMail.exe

[Action:W-ZERO3メール:ポップアップメニュー]
code=ACTION
with=
scan=
mode=long
direction=both
activeKind=class
activeName=WCE_STMailMainFrame
exec=\Program Files\ReplyLightMail\ReplyLightMail.exe

Enterキーも同様。
動作しない場合は、アクションキーの他の割当てとの順番を入れ替えてみたり、削除してみたりすると、うまくいくと思う。
なお、アクションキーに割り当てる場合は、カメラアプリのシャッターが切れならないようにするため、[http://d.hatena.ne.jp/ymkiki/20080310/p1#camera:title=こちらのエントリ]も参照のこと。


[設定ダイアログについて]


プログラムから、ReplyLightMailConfigを選択。


「3 本ソフト起動時にメニューを表示する」
 ←画面左下にメニューを表示させる。
  その他、SortInchKey の設定により、ライトメール、LightEMail、SpeedMail、SpeedMailで
  右クリック相当のメニューを表示させることができる。

「4 メーラ起動後カーソルを本文に」
 ←多くのソフトを起動していると、失敗することがある。

「5 クリップボードの内容を復元」
 ←実行前のクリップボードの内容を復元する。
  ただし、クリップボードのデータは、テキスト形式のみで、サイズは約1MBまで。
  この制限を超えている場合は復元しない。


ファイルダイアログで、\My documentsと\microSDカード以外のパスも表示させたい場合は、geGetFile.dllを \Windows以下に入れておく必要がある。
オリジナル版は、Y.Nagamidoriさんの[http://hp.vector.co.jp/authors/VA032810/:title=GSPlayer]をインストールすると、\Program Files\GreenSoftware以下に gsgetfile.dllがあるので、それをコピー。
ホーミンさんによるインターナショナル版は[http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Cupertino/2039/:title=こちら](私はこちらを使用)。


[オプション]


email={メールアドレス}
 ←OffisnailContact との連携のためのオプション。


[連絡先ソフトとの連携]


過去の記事の「②次に、Offisnail Contactの設定」の欄を参照。

連絡先ソフトからライトEメール送信

2008/2/26:ReplyLightMailの公開に伴い、内容書換え


いろいろなサイトでライトEメールでの高速メール送信が話題になっていた。試してみたら確かに早い。


ライトメールはそこそこ操作しやすいソフトではあるが、メールアドレスを一覧から選択することができない。そこで、oriさん作成のKickLightMail(ここで配布)を使用することで、[http://www.offisnail.info/archives/2007/09/16/offisnail_contact_103/:title=Offisnail Contact]からメールアドレスを選択して、ライトメールを起動できるようするソフトを作成した(ReplyLightMail)。本ソフトの詳細については、この記事を参照。

←いかんせん、知識が乏しいので、見よう見まねで。改変に当たっては、しぶきさんのPixie Windowのソースを一部参考にした。oriさん、しぶきさんありがとうございました。


[概要]
パラメータに email=hoge@hoge.ne.jp のように指定すると、ライトメール起動後そのメールアドレスを本文中に貼り付け、2行改行する。


[使い方]
①まずはReplyLightMail.cabをここからダウンロードして、インストール。
*KickLightMail ver0.01 をオリジナルのままソースと共に同梱しています。まずいようでしたら取り下げます


②次に、Offisnail Contactの設定。
Offisnail Contact を起動して、「設定」→「メニュー」→「メール」→「追加」の順にクリック。
その画面で、
・表示名
 →ライトEメール などと記入
・種類
 → 「詳細を指定」 を選択
・種類
 → 「詳細設定」 を選択
・実行ファイルのパス
 → \Program Files\ReplyLightMail\ReplyLightMail.exe と記入
・コマンドラインパラメータ
 → email=%to% と記入
 (改行を減らしたい場合→ email=%to% 1return)

*間に入れるのは半角スペースのみで、 ,(カンマ)や /(スラッシュ)は不要。
*使用していないメール設定は削除した方が使いやすくなる。


[f:id:ymkiki:20080226044559j:image:left]
[f:id:ymkiki:20080223083818j:image]

Real VGA化 してみた + でか文字MUI作成

タスクバーの太さを何とか細くすることができないかと思って調べてみたところ、 Real VGA化するしか方法がないみたいなので、めぐむさんのブログ、soliptさんのW-ZERO3 ツールMEMO(この記事この記事)を参考に、Ad [es] をReal VGA化してみた。


OzVGAの設定では、フォントのサイズを2倍にするのが個人的にはちょうどいいみたい(文字の大きさが変わらない部分もたくさんあるが)。細かい不具合*はいろいろあるが、画面が広くなったのでかなり満足。また、TrayIcon が同じ場所に重なったりすることもなくなった。常用しようと思う。OzVGAの作者の方、コンパネMUI作成者の danceinthemoodさん、HPに導入手順を紹介している方々、その他 Real VGA化に携われた方々に感謝。

*電話画面の下方部分が切れる、連絡先の検索欄の文字が小さすぎる、EXCELの xlsファイルのアイコンが表示されないなど


ただし、目が悪くならないようにするための対策が必要。特に自分は、タスクバーを細くすることだけが目的だったので、文字の大きさなどは Real VGA化の前と同じがいい!ということで、よく使用する以下のソフトの文字をでかくするMUI を作成してみた。インストールは、ファイルをダウンロードして、プロフラム本体と同じフォルダに置くだけ(W-ZERO3メールとライトメールは、Windowsフォルダに)。Ad [es] 以外では検証していないので注意。


NextTrain (電車発車時刻通知)*1
・WFeeViewer (通話料・パケ代情報を取得)
Opera - 08/3/2追加


W-ZERO3メール(STMailRes.dll.0411.mui) - 08/2/21追加、3/20新ファーム(2.00/2.00a)対応、3/21微修正*2
ライトメール(lightmail.exe.0411.mui) - 08/2/23追加、3/20新ファーム対応


*1 NextTrain のReal VGA用MUIは、 danceinthemoodさんが作成されたもの(ここで公開されている)を元に作った。OzVGAの設定で、フォントのサイズを初期設定通り 1.5倍にしていた場合は不具合はないのだが、2倍にするとはみ出てしまうので、その点を調整した。
*2 フォントを大きくしたほか、Andanteさんが作成されたもの(ここで公開されている)の返信Versionを参考に、メニュー構成を若干変更した。メニュー構成の変更点は、グレー表示になっていて選択できないメニューを削除してすっきりさせたこと、「転送」を右メニューの一段目に移動したこと、など。


ダウンロードはこちら
Ad [es]ファームウェア1.02a以前には対応していないので、アップデートが必要。


同様に、OzVGAの設定でフォントのサイズを2倍にした場合、電話関連、音量調節などの設定画面でも文字がはみ出てしまうので、調整したものを置いておく(こちらも danceinthemoodさん作成のものを元にした)。インストールは、Real VGA化後、これらのファイルを Windowsフォルダにコピーして上書きすれば完了。
・WPhoneRes.dll.0411.mui
・shwless.cpl.0411.mui
・ShVolume.cpl.0411.mui
・ShPowerMng.cpl.0411.mui(3/22微修正
・shutil.cpl.0411.mui

ダウンロードはこちら



ピクシーウィンドウの微改良

07/11/4追記:新バージョン(v1.08)がリリースされ、下記の挙動はオプション設定で実現できるようになった。作者の滝本さん、VerUp情報掲載の soliptさんありがとうございます。
作者(滝本さん)のページリリース情報ページ


以下は消すのもなんなんで、一応そのままに。
ピクシーウィンドウはテキスト入力を補助する1行メモソフトだ。窓の杜での紹介。

このソフトはコンパクトながらも非常に多機能なのだが、文字を貼り付けするときにカーソルで「送」ボタンまで移動して、さらに終了するには「終」ボタンに移動しなければならなくて、少しめんどくさい。
「文字を入力した時点でアクションキーを押して、文字を貼り付け、さらに終了してほしい。」と思って改良を加えてみた。
自分が使っているのは、失礼ながら思いっきり機能を削ぎ落として、入力+貼り付けの機能に特化したものだが、以下に記すのは既存の機能を活かすやり方(なぜか SortInchKey 0.6.0 ではうまくキー入力をキャッチできなかったので、0.6.2 へアップデートすることを勧める)。

// エディットコントロール
#if 0
WNDPROC OldProc;
LRESULT CALLBACK PteEditProc(HWND hWnd, UINT message, WPARAM wParam, LPARAM lParam)
{
switch (message) {
case WM_COMMAND:
switch (LOWORD(wParam)) {
case IDOK:
//SendMessage(hWndMain, message, wParam, lParam);
{
TCHAR s[256];
wsprintf(s, _T("OK %04X"), wParam);
SendMessage(hWndEdit, WM_SETTEXT, 0, (LPARAM)s);
SetFocus(hWndEdit);
}
break;
}
break;

case WM_KEYUP:
{
TCHAR s[256];
wsprintf(s, _T("%04X"), wParam);
SendMessage(hWndEdit, WM_SETTEXT, 0, (LPARAM)s);
SetFocus(hWndEdit);
}
break;
}
return CallWindowProc(OldProc, hWnd, message, wParam, lParam);
}
#endif

  ↓(赤字の部分を付け加える)
// エディットコントロール
//#if 0
WNDPROC OldProc;
LRESULT CALLBACK PteEditProc(HWND hWnd, UINT message, WPARAM wParam, LPARAM lParam)
{
switch (message) {
case WM_COMMAND:
switch (LOWORD(wParam)) {
case IDOK:
//SendMessage(hWndMain, message, wParam, lParam);
{
TCHAR s[256];
wsprintf(s, _T("OK %04X"), wParam);
SendMessage(hWndEdit, WM_SETTEXT, 0, (LPARAM)s);
SetFocus(hWndEdit);
}
break;
}
break;

// case WM_KEYUP:
// {
// TCHAR s[256];
// wsprintf(s, _T("%04X"), wParam);
// SendMessage(hWndEdit, WM_SETTEXT, 0, (LPARAM)s);
// SetFocus(hWndEdit);
// }
// break;

case WM_KEYUP:
switch(wParam) {
case VK_RETURN:
SendMessage(GetDlgItem(hWndMain, IDC_EDIT1), EM_SETSEL, 0, -1);
SendMessage(GetDlgItem(hWndMain, IDC_EDIT1), WM_COPY, 0, 0);
iState2 = 0x0100;
SetTimer(hWndMain, 2, 100, NULL);
return TRUE;
break;
}
break;

}
return CallWindowProc(OldProc, hWnd, message, wParam, lParam);
}
//#endif

	// エディットコントロールのサブクラス化
//OldProc = (WNDPROC)SetWindowLong(hWndEdit, GWL_WNDPROC, (LONG)PteEditProc);
  ↓(コメントを外す)
	// エディットコントロールのサブクラス化
OldProc = (WNDPROC)SetWindowLong(hWndEdit, GWL_WNDPROC, (LONG)PteEditProc);

// Mesage handler for the About box.
……
case WM_CLOSE:
//(WNDPROC)SetWindowLong(hWndEdit, GWL_WNDPROC, (LONG)OldProc);
break;
  ↓(コメントを外す)
// Mesage handler for the About box.
……
case WM_CLOSE:
(WNDPROC)SetWindowLong(hWndEdit, GWL_WNDPROC, (LONG)OldProc);
break;

  • POCKET PC 2003、WCE ARMV4 Release としてコンパイル(すぐ終わる)。
  • エラーが出なければ、ARMV4Rel\ 以下に Pixie.exe ができている。

EBPocketの使用例(画像つき)

EBPocketは、ここで公開されている PocketPCWindowsCE上で動作する EPWING/電子ブック検索ビューアだ。このソフトのおかげで、Ad [es]を電子辞書としても使えるようになった。

それぞれ、広辞苑と模範六法。
 




1,3,7,9のキーにスクロール機能を割り当てている。起動後、自動で数字入力モードになるように、execMultiで設定している。




10キーに動作を割り当てると、数字入力ができなくなるので、ソースが公開されているピクシーウィンドウを改良して数字入力専用ウィンドウとして使っている。改良方法については、ここ




タスク移動は、Taskman。


細かな改善してほしい点:

  • 入力バーでは数字キーへの割当てを解除してほしい(そうすれば数字入力専用ウィンドウを用意する必要がなくなる)
  • -固定クラス名を持ってほしい(対応されました)
  • *キーと#キーにも割り当てられるようになってほしい
  • サスペンドから復帰後、「戻る」が使えなくならないでほしい

その4.記号入力を手軽に

PLUSiというソフトがお勧め。定型文・記号入力ソフト&クリップボード管理ソフトで、起動以外はテンキーだけで操作できてかなり便利(PasteHelper2から乗り換えた)。

ただ、起動キーが Ctrl+. で、デフォルトで表示されるアイコンを消すキーが Ctrl+, なので、テンキーだけだとちょいと困る。
そこで、起動用 MortScriptを書いてみた。

[PLUSi_Launch.mscr]の内容
### PLUSi.exeが起動していないときは、起動して、アイコンを消す。
### その後、ウィンドウを表示。

If (NOT ProcExists("PLUSi.exe"))
Run("\Program Files\PLUSi.exe")
Sleep(100)
Run("\Program Files\KeyInputEmulator.exe","Ctrl+")
Sleep(100)
Run("\Program Files\KeyInputEmulator.exe","Ctrl+")
Else
Run("\Program Files\KeyInputEmulator.exe","Ctrl+")
Endif
Exit

アイコンを表示させないと、プログラムを完全に終了させることができないので、PLUSi起動時にウィンドウを閉じて、アイコンを表示させる MortScriptも書いてみた(うちでは SortInchKeyで0キーに割り当て)。

[PLUSi_icon.mscr]の内容
### PLUSiのウィンドウを消して、アイコン表示のトグルキーを押す。
### PLUSi.exeがアクティブでないときは、何もしない。

m = ActiveProcess()
If (m eq "PLUSi.exe")
Run("\Program Files\KeyInputEmulator.exe","↓+↓+↑")
Sleep(300)
Run("\Program Files\KeyInputEmulator.exe","Ctrl+")
Endif
Run("\Program Files\KeyInputEmulator.exe","Ctrl+")
Exit

その3.Lode とスタートメニューの併存

Nord_jpさん作の Lodeと LodeSettingは、メニュー形のランチャソフトで、軽いし、テンキーで操作できるし、設定が楽なのでとても便利。Winキーに割り当てて使っている。しかし、スタートメニューが全く使えないのも不便。そこで、SortInchKeyを使って、Lode起動時に左ソフトキーを押すことでスタートメニューを表示するようにする。

SortInchKey.ini を編集する。
[Define]以下に、文字キー+Enter キーの同時押しのキーコードを追加。

WIN2=0x5c+0x76+0x0d
そして、以下の記述を追加( SortInchKeySettingsをつかってもよい)。
[]
code=SOFT1
with=
scan=
mode=short
direction=both
activeKind=class
activeName=LodeSetting
keyClick=SOFT1

[]
code=SOFT1
with=
scan=
mode=short
direction=both
activeKind=class
activeName=Lode
keyClick=WIN2

なぜか LodeSetting起動時もスタートメニューが開いてしまうので、先に SOFT1 を割り当てておく。